補助金・おトクな話
2024.06.28
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夏になるとどうしてもエアコンを使用する時間が長くなってしまいます。
エアコンを使うと電気代がかかりますが、これまで国がおこなってきた電気代やガス代の補助政策が終了して電気代が値上がりし、心配ではありませんか?
この記事では、電気代の節約につながるエアコンの使用法のほか活用できるアイテムや内窓・断熱リフォームについて説明するので、お役立てください。



目次

夏は28度設定が目安といわれる理由

電気代の節約には設定温度がポイント

電気代を節約するコツ

まとめ




夏は28度設定が目安といわれる理由

環境省が推進しているクールビズの適切な室温は28℃であり、エアコンの温度を28℃に設定するわけではなく、室温が28℃になるよう定められた目標値です。
また、エアコンの設定温度を28℃に設定しても、室温が28℃になるとは限りません。
エアコンを28℃に設定して室温が28℃になっているときでも、温度の感じ方には個人差があり、快適と感じないケースが発生します。
日差しがよく入る部屋は冷房が効きにくい傾向があり、28℃の設定では暑いと感じるかもしれません。
快適に過ごすには、エアコンの設定は28℃にこだわらず、体調に考慮しながら状況に応じて自分自身で調整しなければなりません。
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電気代の節約には設定温度がポイント

エアコンを使うときに電気代が気になる方がいるでしょう。
快適に過ごせるよう温度設定を下げて使っていると、電気代が高くなって家計に影響しかねません。
エアコンの設定温度を1℃上げて使用すると約13%の消費電力を削減でき、電気代の節約に効果があります。
電気代が気になる方は、冷房を1℃上げたうえで少し薄着をしたり、ひんやりグッズを使ったりするなど工夫してみるとよいでしょう。
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電気代を節約するコツ

電気代を節約するうえでエアコンの設定温度だけではなく、適切な方法で使っているかを確認してみましょう。また、便利なアイテムを併用する方法があるほか、費用がかかりますがリフォームをおこなうと高い効果が期待できます。

エアコンの使用方法

電源をこまめに消したり温度の強弱を短時間で変更したりするのは、電気代を節約するうえで効果的ではありません。
弱い運転で使い続けると、室温を下げるまでに時間がかかってしまいます。
電気代を節約するうえでベストなのは、電源を入れてから設定温度までは強い運転をおこない、設定温度になってからは室温を保つよう弱い運転に切り替える操作方法です。
エアコンを自動運転に設定すると、細かく操作しなくてもベストな運転をおこなってくれます。
また、冷暖房の目的に応じて風向きを選択するのも大切なポイントです。
暖かい空気と冷たい空気は重さが異なり、冷たい空気は部屋の下に溜まりやすく、風向きを下にして運転すると足元だけ涼しくなってしまいます。
部屋の温度を下げたいときには、風向きを上にして部屋の温度を循環させるとよいでしょう。
なお、エアコンは室温と設置温度との差が大きいほど電力を消費します。
真夏に窓を閉めて長時間外出したときの部屋は室温が高くなっており、すぐにエアコンを使うとフルパワーでの運転時間が長くなり電気代が高くなってしまいます。
熱気を感じたときには、一度窓を開けて換気をしてからエアコンを使用するのがおすすめです。
このほか、フィルターにゴミやホコリがついていると、空気を取り込むのに負荷がかかり消費電力が増える点にも注意が必要です。
2週間に1回を目安にフィルターを掃除するようにしてください。

サーキュレーターや扇風機を併用

サーキュレーターや扇風機を使用して空気を拡散すると、部屋の温度を一定に保つ効果が期待できます。
夏には室内の冷たい空気が部屋の下に溜まりやすく、サーキュレーターや扇風機を上向きにして使用するのがポイントです。

カーテンや断熱シートを使用

エアコンを使うときには、室内の冷たい空気が屋外に逃げるのを防ぐよう、ドアや窓を閉めたうえでカーテンをかけておくとよいでしょう。ホームセンターで安く手に入る断熱シートを窓に貼ると、より高い効果を期待できます。
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内窓・断熱リフォームで快適な暮らし

室外の温度の影響を受けやすいとともに、夏に室内の冷気が逃げてしまう住宅は気密性が低いかもしれません。
気密性が低いと感じたときには、断熱リフォームを検討してみましょう。
夏の暑い外気が室内に侵入するのを抑えられるとともに、冬になると室内の暖気が室外へ漏れるのを防ぎ、外気の影響を受けにくくなります。
エアコンによる冷気も逃げにくくなってエアコンの消費電力を抑制でき、電気代の節約に大きな効果が見込めます。
また、室内外の極端な温度差による影響を受けにくく、結露やカビの抑制にも効果的です。
壁のほか、屋根、天井、床、窓などの施工箇所があり、すべての箇所を断熱リフォームすると費用は膨大にかかってしまいます。
予算に応じた施工も可能であり、専門業者に相談してみるとよいでしょう。

【補助制度の活用】国は、断熱リフォームに活用できる先進的窓リノベ2024事業のほか子育てエコホーム支援事業、既存住宅の断熱リフォーム支援事業などの補助制度を設けています。また、都道府県や市町村によっても住宅のリフォームに活用可能な支援制度を設けているケースもみられます。
断熱リフォームには費用がかかりますが、負担を軽減するよう補助制度を活用するのが得策です。
ただし、受付期間が定められているとともに予算が限られているものがあり、実施するうえで早めに担当窓口へ申し込みましょう。
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まとめ

エアコンの使用にあたっては、電気代を抑える工夫が必要になります。

エアコンの自動運転や風向きの調整、フィルターの清掃など簡単に取り組めるもののほか、外気の影響を受けにくくするには気密性を高められる断熱リフォームが効果的です。

フジケンリフォームでは各種の断熱リフォームを承っており、補助制度の活用についても相談に応じていますので、気軽にご連絡ください。
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