リフォームのノウハウ
2024.06.26
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築25年を迎えたマンション、そろそろあちこちに不具合を感じ始めていませんか?
1991年~2000年に建てられた住宅は日本の全住宅の中で最も多く、「リフォーム適齢期」と言われ様々な不具合や老朽化が目立ち始める頃です。
水回りの老朽化、壁紙の剥がれ、床の傷など、住まいの劣化は年々進行し、放置すれば将来的に大きな修繕費用が必要になる可能性もあります。
しかし、リフォームをすることで、住まいの快適性や安全性だけでなく資産価値の維持・向上にも繋げることができます。

そこで今回は、築25年前後マンションのリフォームについて、より詳しくご紹介します。



マンションリフォームのポイント

■築25年マンションで起こりやすいトラブル

■優先的にリフォームすべき箇所

■マンションリフォームの流れ

■リフォーム会社を選ぶ際のポイント

■その他、役立つ情報


築25年マンションで起こりやすいトラブル

築25年マンションでは、以下のようなトラブルが起こりやすいと言われています。


  1. 水回り: キッチン、浴室、洗面台、トイレなどの水回りは、経年劣化による水漏れや汚れが目立ちやすい箇所です。特に、排水管や給水管は劣化が進みやすく、水漏れのリスクが高くなります。

  2. 内装: 壁紙や床、建具などの内装は、経年劣化による色褪せや傷みが目立ち始めます。また、クロスや床材の劣化は、カビやダニの発生原因にもなります。

  3. 間取り: 家族構成やライフスタイルの変化に合わなくなった間取りは、住みにくさを感じさせる可能性があります。

  4. 耐震・断熱: 近年の地震や台風などの自然災害を考えると、耐震・断熱性能が不足しているマンションは安心できません。


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優先的にリフォームすべき箇所

リフォーム箇所を決める際は、以下のポイントを参考にしましょう。

1. 生活に支障がある箇所


水回りの水漏れや床の傷など、日常生活に支障が出ている箇所は優先的にリフォームしましょう。特に、水漏れは放置すると建物構造を傷めたり、カビやダニの発生原因になったりする可能性があります。

2. 将来的に費用が高くなる箇所


キッチンや浴室など、老朽化すると部品の調達が難しくなり、費用が高くなる箇所も早めにリフォームすることを検討しましょう。特に、システムキッチンやユニットバスは、経年劣化による部品の破損も多く、交換が必要になった場合に高額な費用がかかる可能性があります。

3. ライフスタイルの変化


家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、間取りを変更したり、収納を増やしたりするのもおすすめです。例えば、子供が大きくなった場合は、個室を設けたり、夫婦共働きの場合は、家事動線を短くする間取りに変更したりするなど、ライフスタイルに合ったリフォームをすることで、より快適に暮らせるようになります。

具体的なリフォーム例



  1. 水回り: キッチン、浴室、洗面台、トイレなどの水回りは、最新の設備を取り入れることで、機能性や快適性を向上させることができます。また、節水や節電効果のある設備を取り入れることで、ランニングコストを削減することもできます。

  2. 内装: 壁紙や床、建具などを交換することで、お部屋を明るく清潔な印象に蘇らせることができます。また、床材や壁材に消臭や防カビ機能のあるものを選ぶことで、衛生的な空間を作ることができます。

  3. 間取り: 家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、間取りを変更することで、より住みやすい空間を作ることができます。例えば、子供部屋を設けたり、リビングとダイニングを一体化したり、ウォークインクローゼットを設置したりするなど、様々なリフォームが可能です。

  4. 耐震・断熱: 地震や台風などの自然災害に備えて、耐震・断熱性能を向上させるリフォームもおすすめです。具体的には、耐震壁の設置や断熱材の追加充填、窓の二重サッシ化などが有効です。



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マンションリフォームの流れ

マンションリフォームは、一般的に以下の流れで行われます。

1. リフォーム業者を探す


複数のリフォーム業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。インターネットやリフォーム会社紹介サイトなどを利用して、複数の業者を探すことができます。

2. 現地調査


リフォーム業者が実際に現場を確認し、必要な工事内容を調査します。この際、希望のリフォーム内容や予算などを詳しく伝えましょう。
リフォーム前の【現地調査】とは?徹底解説!

3. 見積もり・プランの作成


リフォーム業者から、見積もりと具体的なリフォームプランを提示されます。見積もりには、工事内容、費用、工期などが明記されていることを確認しましょう。また、プランには、間取り図やイメージパースなどが含まれている場合があります。

4. 契約


見積もりとプランに納得できれば、リフォーム業者と契約を結びます。契約書には、工事内容、費用、工期、支払い方法などが明記されていることを確認しましょう。疑問があれば契約前に必ず解消してください。

5. マンション管理組合への申請


マンションの場合は、管理組合にリフォーム工事の申請を行う必要があります。申請には、工事内容、工期、騒音対策、仮設工事の有無などを記載した書類が必要です。申請書類は、管理組合ごとに異なる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。

6. 近隣への挨拶


工事期間中は騒音などの迷惑をかける可能性があるため、近隣住民への挨拶が必要です。挨拶には、工事内容、工期、騒音対策などを説明しましょう。

7. 工事


リフォーム業者が実際に工事を行います。何か問題があれば、すぐに担当者に連絡してください。

8. 最終確認


工事完了後、最終確認を行い、問題がなければ引き渡しとなります。最終確認では、工事内容通りに施工されているか、不具合がないかなどを確認しましょう。
【Q&A】リフォーム初心者さんの疑問に答えます!リフォームで叶える安心・快適な住まい

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リフォーム会社を選ぶ際のポイント

リフォーム会社を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてください。
実績: 過去の施工事例などを参考に、マンションリフォームの実績が豊富な会社を選びましょう。特に、築25年マンションのリフォーム経験豊富な会社を選ぶと安心です。
資格リフォームに関する資格を持っているスタッフがいる会社を選びましょう。建築士や電気工事士、水道工事士など、内容によって資格が必要となる工事があります。
アフターサービス: 充実したアフターサービスを提供している会社を選びましょう。保証期間や内容、定期点検の有無などを確認しましょう。
見積もり:複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。見積もりには、工事内容、費用、工期などが明記されていることを確認しましょう。
口コミなどの評判: 過去の顧客の口コミを参考にしましょう。インターネット上には、リフォーム業者の口コミサイトなどがたくさんあります。
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その他、役立つ情報

築25年前後のマンションのリフォームをお考えなら、下記の内容もチェックしましょう。
リフォームがおトクにできる可能性もあります!

補助金・助成金: リフォームを行う場合、国や自治体から補助金や助成金を受けられる場合があります。詳しくは、お住まいの地域の役所やリフォーム業者に問い合わせてみてください。
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リノベーション: マンション全体の間取りを変更したり、構造を変更したりする大規模なリフォームを「リノベーション」と言います。費用はかかりますが、大幅なイメージチェンジや機能性アップが期待できます。

リフォームローン: リフォーム費用をローンで支払う場合は、リフォームローンを利用することができます。リフォームローンには、金利や返済期間などの様々な種類がありますので、自分に合ったものを選びましょう。
リフォーム資金どうする?ミドルシニア世代におすすめ、リフォームローン活用法!
築25年を迎えたマンションは、そろそろリフォームを検討する時期です。どこからリフォームするのが良いのか、どのような流れでリフォームが行われるのか、そしてリフォーム会社を選ぶ際のポイントについて理解しておけば、後悔のないリフォームを行うことができます。
リフォームは、住まいの快適性や安全性向上だけでなく、資産価値の維持・向上にも役立ちます。ぜひこの機会に、ご自身のライフスタイルに合ったリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

リフォームは、大きな買い物です。時間をかけて慎重に検討し、後悔のないリフォームを行いましょう。
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