リフォームのノウハウ
2023.12.26
picture

家のリフォームで重要な項目のひとつに、外壁のメンテナンスがあります。外壁は常に外気に接し、雨風や紫外線、気温の変化にさらされていますので、定期的なメンテナンスが必要です。外壁のメンテナンスにはどのような方法があるのでしょうか。外壁の塗装や上張り、張替えのメリット・デメリットを解説します。

外壁塗装(塗り替え)

外壁塗装(塗り替え)工事は、建物の外壁を塗装する工事です。
長年の雨風や紫外線によって劣化した部分を補修した上で、全体的に塗装し直すことで、防水機能を回復させることです。
メリットとデメリットをそれぞれ見てみましょう。

<メリット>


• 防水機能を回復し、建物の劣化を食い止めること
• 見た目が美しく回復すること
• 比較的安価で工事できる

安く工事ができ、防水機能だけでなく、見た目もきれいにすることができます。

<デメリット>


• 応急処置の面があり、劣化したらまた塗装が必要
• 外壁そのものの劣化には対応できない
塗装は表面の塗膜だけの工事になりますので、短いサイクルでのメンテナンスが必要になる傾向があります。

外壁塗装の耐用年数は、一般的に10〜20年です。
picture

外壁の上張り(カバー工法)

外壁上張り(カバー工法)とは、古い外壁の上(外側)へ新しい外壁材を重ねて張るという工法です。
メリットとデメリットをそれぞれ見てみましょう。

<メリット>


• 塗装に比べ、将来のメンテナンス費が抑えられる
• 断熱性・防音性が向上し、冷暖房の効率が高まり、光熱費削減になる
• 張り替えに比べ、廃材がほとんど出ない

外壁自体が新しくなり、既存の壁と併せて厚くなりますのでそれによる効果が大きいのが特徴です。
また、既存の壁を解体・撤去しないのでゴミを出さないことで地球にやさしいともいえます。

<デメリット>


• 重くなり、耐震性が下がる
• 結露が発生することがある
• 工事できない壁もある
新たに張る分の重量が加算されますので、建物が重くなります。地震での揺れが大きくなる可能性があります。
外壁上張り(カバー工法)の耐用年数は使用される素材により20年から40年ほどです。
picture

外壁の張り替え

外壁の張り替え工事とは、古い外壁材を解体・撤去して新しい外壁材で張り替える工事です。
外壁がすべて新しくなります。
メリットとデメリットをそれぞれ見てみましょう。

<メリット>


• 外壁材が新品になり、見た目も一新できること
• 外壁の内部(下地や防水シート)のメンテナンス・補修ができること
• 将来的なメンテナンス費用が抑えられること
塗装(塗り替え)や上張り(カバー工法)といったメンテナンスでは壁の内部をチェック、メンテナンスができませんでしたが、張り替え工事なら根本的な不具合までチェック、対応できることになります。

<デメリット>


• 古い外壁材の解体・撤去が必要なので廃材が出てしまう
• 塗装や上張りよりも費用がかかる
いらなくなった古い外壁というゴミが出てしまい、解体・撤去・処分の費用がかかるぶん、高価になります。
外壁の張り替えの耐用年数は20年から40年ほどです。
picture
いかがだったでしょうか。外壁のメンテナンスには複数の方法があり、それぞれにメリットデメリットがあり、費用も異なってきます。今の家の状態や築年数などにより、適切な方法は変わってきます。
ご自宅にあったメンテナンス方法はどの方法なのか、お気軽に相談だけでもお問合せください。
外壁のことがまるっとわかる相談会も開催中です。



▶塗装以外のメンテナンスもわかる





名古屋・岡崎・豊田・刈谷で住宅リフォームをお考えなら、3年連続エリア販売数【No.1】のフジケンリフォーム! 
内装、キッチン、洗面、トイレ、風呂、玄関、外壁などリフォーム全般お任せください。 
費用のお見積りは何度でも無料。リフォームローンや各種補助金などのご相談も承ります。 
西三河(岡崎・安城・刈谷・豊田・西尾・知立・高浜・碧南・みよし・幸田)を中心に名古屋・大府・豊明・半田・豊川・蒲郡など幅広いエリアで対応しております。
コラム一覧へ