リフォームのノウハウ
2024.05.31
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玄関は人の出入りが多く住宅の顔となる大切な空間であり、見た目だけではなく機能性が求められます。
自宅をリフォームするときには、イメージアップを目的に玄関の改修に取り組むケースが少なくありません。
本記事では、玄関をリフォームするときの費用相場のほか費用の抑え方や注意点についても紹介しています。
自宅のリフォームを予定されている方はぜひ今後の参考にしてください。



目次

玄関リフォームの費用相場

補助金制度を活用してリフォーム費用を抑える

玄関リフォームの注意点

まとめ





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玄関リフォームの費用相場

玄関のリフォームには、ドアの交換や収納スペースの設置、床や土間の工事、スロープやアプローチの工事などがあり、組み合わせにより工事費用が大きく変わります。
個別の費用相場は下表のとおりです。
予算に応じてリフォームする箇所を考えましょう。





























リフォームの種類 費用相場
ドア交換 20〜50万円
収納スペース設置 20〜80万円
床・土間工事 5〜15万円
スロープ・アプローチ工事 40〜130万円

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ドア交換

ドアを交換するだけでも玄関全体の印象や断熱性は向上します。
ただし、デザインや性能によって価格が大きく異なる点に注意しましょう。
既存の枠を活かしたまま扉だけを交換すると、ドア全体を改修するよりも手間や材料を抑えられ安価で済みます。
また、開き戸を横スライドタイプの扉に変えると、ドアを開閉するときに体を引く動作が不要になるとともに間口を広く確保できます。
横スライドタイプは車いすやベビーカーを使用している方のほか、高齢者にもおすすめです。

収納スペースの設置

家族が多いと靴の収納スペースが足りなくなり、玄関に靴が出しっぱなしになっているかもしれません。
そんなときは、玄関の壁面にシューズクロークを作ったりシューズラックを取り付けたりすると靴の整理に役立ちます。
また、お洒落好きで多くの服を持っている方は、玄関にウォークインクローゼットがあれば外出の際にコーディネートしやすいでしょう。
帰宅したときに脱いだ上着やアクセサリーを外して置いておけば、玄関で身支度を整えられて便利です。
ただし、1〜2畳程度のスペースが必要なうえ工事費用が高額になります。
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床・土間工事

一般的な床材にはタイルやコンクリート、モルタルなどがあり、単価を上げると高級感のある珪藻土や天然石なども選択できます。
玄関の床は土足で出入りするため劣化しやすく、破損があると玄関全体のイメージを低下させかねません。傷んでいる場合には新しいものに交換し、見た目だけでなく滑りにくい素材を選べば転倒防止に役立ちます。
また、土間を拡張すると開放感のある空間を印象付けられますが、居住スペースを土間に変更する工事は高額になるため注意が必要です。

スロープ・アプローチ工事

階段とは別にスロープを設置するのは、車椅子を使用している方にとっては必要な工事です。
工事費用は約20〜50万円かかります。
また、道路から玄関までのアプローチの素材を滑りにくいものに変えると安全性を高められます。
デザイン次第でスタイリッシュだったり和風だったり、住宅のイメージを向上できるでしょう。
ただし、アプローチの工事は高額で、玄関ドアの前だけのときには20〜30万円で済みますが、道路から玄関までになると3〜4mでも約30〜80万円が必要です。


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補助金制度を活用してリフォーム費用を抑える

国や地方自治体の制度を活用できると、リフォーム費用の負担を抑えられます。
国は住宅のリフォームに対して、グリーン住宅ポイント制度や次世代省エネ建材支援事業、長期優良住宅化リフォーム推進事業などにより必要になる費用を支援しています。
また、市町村が独自に設けている制度もあるためホームページなどで確認してください。
このほか、介護保険における要介護や要支援の方の生活支援と認められる際に受けられる支援制度もあります。
活用したいときは窓口へ相談してみましょう。



玄関リフォームの注意点

玄関をリフォームする工事は高額なため、費用を抑えるのが大切です。
ただし、費用の削減以外にも注意すべき点があります。
費用だけで判断しないようにしましょう。

防犯性

玄関は住宅の入口のため、高い防犯性が必要です。
近年では、防犯対策として1つのドアに2つの鍵を設置するのが一般的です。
玄関扉は、空き巣の手口であるピッキングやこじ開けに強いシリンダー錠のほか、縦に長い取っ手の上下に鍵穴があるプッシュプルタイプの人気が高くなっています。
また、室内を外部から確認できないようガラスの部分はすりガラスを用いるなど工夫すると防犯性が高まります。

耐熱・採光性

夏は住宅の中に室外の熱気が入りこみやすく、室内の気温も上昇しやすくなります。熱気のおよそ70%は玄関や窓からのもので、冬に室内から外部へ漏れる暖気の60%ほどは玄関などの開口部からのものです。
リフォームするときには断熱性を意識すれば、エアコンや暖房器具などの電気代を節約できます。
また採光性も重要で、充分な光が取り入れられれば玄関が明るくなり照明代の削減にもつながるうえ、日光には臭いの原因となるカビや雑菌の繁殖を防ぐ効果があります。
臭い対策としても採光の確保に気を配りましょう。



まとめ

玄関は出入口であり、住宅全体のイメージに大きくかかわる大事な場所です。
玄関リフォームの工事費は内容によっては高額になるうえ、防犯や採光性にも配慮する必要があります。
フジケンリフォームでは、さまざまな玄関リフォームを請け負っており、制度活用についての相談などにも対応しています。
玄関リフォームを検討する際には、ぜひお気軽にご相談ください。



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