リフォームのノウハウ
2024.05.31
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大切なマイホームを長持ちさせるためには定期的な外壁塗装が求められますが、費用負担が大きく、できるだけ抑えたいと考える方は少なくないでしょう。
提示された見積書の金額が適正なのか判断するには、専門的な知識が必要です。
このため、工事の内容を十分に理解できないまま、施工を依頼しているのが実態ではないでしょうか。
この記事では、外壁塗装にかかる費用相場のほか、注意点や費用の抑え方もご説明しますので、マイホームの外壁塗装を予定されている方はお役立てください。



目次

外壁塗装の費用相場

坪数ごとの費用相場

外壁塗装費用の内訳

外壁塗装における注意点と費用を安く抑えるコツ

まとめ




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外壁塗装の費用相場

外壁塗装の費用相場は、施工する壁の面積のほか、外壁の状況や塗装方法によっても異なります。
特に塗料にはさまざまな種類があり価格差が大きく、相場金額に開きが発生してしまいます。



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坪数ごとの費用相場

延床面積が同じであっても、家の形のほかドアや窓などの開口部の面積により塗装面の面積は異なり、正確な数値を算出するには実測が必要です。
このため、一般的には、延床面積に対し係数の1.2を乗じた値を概算の面積として扱います。
なお、坪数(延床面積)により区分した費用相場は、以下の表のとおりです。




















































坪数(延床面積) 塗装面積 相場費用
10坪 約37㎡ 20~50万円
20坪 約79㎡ 40~90万円
30坪 約119㎡ 60~100万円
40坪 約158㎡ 80~130万円
50坪 約198㎡ 100~160万円
60坪 約238㎡ 120~200万円
70坪 約277㎡ 140~230万円

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戸建て住宅の平均的な延床面積は30坪ほどですので、外壁塗装にかかる費用は、少なくとも60万円と見込んでおきましょう。
見積りを依頼すると、建物図面や実測により正確な塗装面積が算出されます。
実測による塗装面積は概算の面積と異なり、塗料の使用量や作業時間に関わる人件費を正確に反映した見積り額が提示されるでしょう。
価格相場に幅があるのは、塗装面積の差と使用する塗料の影響とともに施工業者ごとの価格差を考慮しているためです。



外壁塗装費用の内訳

外壁塗装の費用内訳は、塗料などの材料費や足場代に加え、人件費(工事代)と諸経費の4つです。
見積書の提示された際に内訳をチェックできるようにしておくと、見積書が適正なのかを判断するのに役立ちます。
平均的な費用の内訳は材料費と足場代が各々20%、人件費と諸経費は30%を占めており、見積書の内容を確認してみるとよいでしょう。
費用を抑えるポイントは材料費に含まれる塗料で、塗料ごとの㎡あたりの相場価格は以下のとおりです。

































種類 耐用年数 ㎡あたりの相場価格
アクリル塗料 3~8年 1,000~1,800円
ウレタン塗料 7~10年 1,500~2,500円
シリコン塗料 7~15年 1,800~3,500円
フッ素塗料 12~20年 3,000~5,000円



塗装工事の7割では、シリコン塗料が用いられています。
アクリル塗料は安価ですが、耐久性が低いため次の塗装が必要になるまでの期間が短くなる点がデメリットです。
一方、フッ素塗料であれば、20年ほどは再塗装が不要になり、長い目で見るとコストパフォーマンス性が高くなります。
工事代には、シーリングの打ち直しのほか、汚れ防止のための養生や付帯工事が含まれており、人件費を合わせると全体の30%ほどを占めます。
また、外壁塗装には足場が欠かせず、費用相場は1㎡あたり800〜1,200円程度です。
このほか、工事にともなう許可を取得するための手数料がかかるケースや、職人の交通費と工事中の駐車料金なども必要です。

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外壁塗装における注意点と費用を安く抑えるコツ

外壁塗装は、注意点をおさえて適切に対処すると、費用を軽減できます。
ただし、支出を抑えようとして金額だけで判断しないよう注意しなければなりません。

複数の塗装業者による見積りを比較

外壁塗装は数十万から数百万円がかかるため、複数の業者による見積り合わせをおこなうと、費用を比較してから契約できます。
大規模工事になると、数万円から数十万円ほどの差が発生するケースも少なくありません。
とはいえ、相場と比べて安いからといって簡単に信用するのは危険です。
例えば、工事に着工してから追加の修繕箇所などを理由に別途費用を要求される可能性があります。
最終的に相場と比べて高い金額になって損をするケースがあるため、見積額に不明な点があるときには説明を求めましょう。

施工時期の工夫

施工費用を軽減するには、閑散期に施工する方法も効果的です。
梅雨の時期は塗装工事の請負数が減少する傾向があり、交渉次第では工事費用を安くしてくれるかもしれません。
ただし、雨により作業が中断しやすく、工期が予定よりも長くなって追加の費用が発生する可能性があります。
また、冬に天候の変化が少ない地域は工事スケジュールが組みやすくなりますが、日の入りが早いため、思っていたよりも工期が長くかかり請求額が増えるケースがあります。
多少の日程変更であれば契約金額のまま対応している業者もあり、安心できる業者を探してみるのも1つの方法です。
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火災保険や補助金の活用

台風や災害で発生した外壁の損傷が、補償対象になる火災保険があります。
施工前に保険の契約内容を確認するか、保険会社に問い合わせてみましょう。
また、外壁塗装工事などのリフォームに対して、省エネ住宅改修補助金や住宅リフォーム資金助成などの制度を設けている市町村があります。
制度の利用に工事前の申請を条件にしているときや予算が限られているケースが多くあるため、お住まいの市町村に早めに問い合わせましょう。

塗料の選択

建て替えのほか、定年退職や移住などにより転居を予定している場合には、現在の住宅の残りの利用年数を考え、期間に見合った耐用年数の塗料を選択してください。
また、近年は高機能な塗料が増えており、耐用年数を長期化できるコストパフォーマンスの良さを理由にすすめられるときもあります。
説明を聞いてもメリットを感じないときは、断りましょう。
適切な塗料を選ぶのが費用を抑えるうえで重要なポイントになるため、施工業者と相談しながら決めると納得した結果を得られます。
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まとめ

外壁塗装には高額の費用がかかりますが、マイホームを長く維持するうえでは欠かせない作業の1つです。
費用の負担軽減には、火災保険の適用と、自治体による助成金や補助金制度を活用する方法があります。
私どもフジケンリフォームでは、さまざまな塗料を取り扱っており、制度活用に関する相談なども承っています。
外壁塗装を検討中のときには、お気軽にご相談ください。
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