リフォームのノウハウ
2024.04.26
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長年自宅で使用しているレンジフードは、実は耐久年数が約10年であるとご存じでしょうか。
変な音がする、換気機能が劣ってきた、10年近く使用してきて入れ替えをご検討されている方に、本記事ではレンジフードの最新情報を解説します。
さらに選び方の基準や種類、便利機能や注意すべき点も記載しているため、ぜひ入れ替えの際に参考にしてみてください。



目次

レンジフードの選び方の基準

レンジフードの種類

レンジフードの便利機能

レンジフードを選ぶ際の注意点

まとめ






レンジフードの選び方の基準

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レンジフードの横幅とサイズ

レンジフードは設置できる横のサイズが各家庭で決まっており、壁や隣接する吊り棚との間にはまるように設置するため、まずはレンジフードの横幅のサイズを測りましょう。
レンジフードの覆いがないタイプは、換気扇が設置されている周囲を測ってください。

レンジフードの機能

レンジフードは排気ファンに覆いかぶさっているもので、排気ファンの種類によっては合う・合わないレンジフードがあります。
排気ファンは風量が大きく換気量も多いプロペラファン、効率よく音が静かなターボファン、外部の風に影響されにくいシロッコファンの3種類がおもに使われています。
横幅サイズと合わせて排気ファンも事前に調べて、合うレンジフードを探しましょう。



レンジフードの種類

実際に入れ替えを検討し始めたら、最初にレンジフードの種類を理解しておきましょう。
種類は大きく浅型と深型に分けられます。
おしゃれなタイプや費用が安いなどの利点と合わせて、掃除のしにくさや騒音も知っておいてください。
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浅型(フラット型・平型)

浅型はフラット型や平型とも呼ばれており、天井から出ている幅が小さいコンパクトなタイプのレンジフードです。
狭いキッチンや天井が低い、設置スペースが限られている住宅でおもに使われます。

見た目がコンパクトでキッチンを圧迫しませんが、定期的に掃除が必要でガスコンロに平行して設置されているため、上を向きっぱなしで掃除しなければなりません。
騒音が大きい点も浅型のデメリットです。

深型(ブーツ型)

ブーツ型とも呼ばれる深型は、一般家庭で広く普及しているレンジフードです。
上が狭くコンロに近い下が広くなっているため、煙や臭いを効率よく集めてくれます。
設置も簡単で取り付け費用も比較的安いです。

しかしレンジフードのかさの部分にほこりがたまりやすく、フィルターに油やほこりが集まりやすいため、掃除が面倒な点がデメリットです。



レンジフードの便利機能

レンジフードを選ぶときには、ぜひ便利機能にも着目してみてください。
掃除がしやすい、コンロと連動しているタイプなどさまざまな機能が備わっています。
便利といってもご自宅に必ず必要であるわけではないため、どのような機能があったらうれしいか想像しながら希望のタイプを選んでみましょう。
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フィルターレス機能

フィルターレス(ノンフィルタータイプ)はフィルターが必要なく、フィルターの目詰まりや油でギトギトに汚れたフィルターの掃除がなくなります。
油や煙を整流版にぶつけ、油分をオイルトレイに回収する仕組みであるため、トレイに溜まった油を捨てる作業やトレイにこびりついた油の掃除は必要です。
フィルター掃除が特に苦手な人は、フィルターレス機能があるレンジフードを検討してみましょう。

セルフクリーニング機能

セルフクリーニング(自動洗浄)機能付きのレンジフードは、フィルターと排気ファンが一体型になっています。
各社によって構造は異なりますが、レンジフード内に給湯トレイと排水トレイが設置されており、自動的にファンフィルターのお湯によるつけ置き洗いがされています。
自動洗浄してくれるため、取り外して掃除する手間を省け、掃除に必要な水の節約につながるでしょう。

ガスコンロ・IHコンロとの連動機能

ガスコンロ・IHコンロ連動機能は、コンロが点火したら自動的に換気機能もオンになります。
背が低い人でレンジフードのオンスイッチを押すのが大変、よくつけ忘れたり消し忘れたりする人にはおすすめの機能です。
連動機能はガスコンロ側とレンジフード側の両方に赤外線信号がついていないとできません。
昨今のレンジフードやガスコンロはメーカーが異なっていても共通の赤外線信号が搭載されており、それぞれメーカーが異なっても連動機能は使用可能です。
しかしメーカーによって風量や火力が異なるため、最大限に機能を使うなら同じメーカーがおすすめです。



レンジフードを選ぶ際の注意点

自宅内での火災原因1位はコンロ火災です。
コンロだけではなくレンジフードも定期的にお手入れや点検をしていないと、火災発生につながる原因の一因となってしまいます。
工事費やレンジフード自体の費用を安くしようと、自分たちで適当に選んでサイズが合わないものを使用するのは危険です。
消防法ではレンジフードとコンロまでの距離も決められており、プロのリフォーム会社に相談しながら慎重に選ぶ必要があります。
入れ替えを検討し始めたら、サイズやレンジフードの機能を確認しつつ、一度リフォーム会社に相談してみましょう。



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まとめ

レンジフードには浅型や深型タイプがあり、ご家庭に合うタイプのものを選ぶ必要があります。
さらに昨今のレンジフードはフィルターレスやセルフクリーニングなど便利な機能も備わっており、お手入れが楽なタイプも豊富です。
ご自宅で使うものはどのタイプがよいのか、どのような機能があったら使いやすいかを考えながら最適なレンジフードを選びましょう。
レンジフードは合わないものを使うとコンロ火災を招く一因になってしまいます。
火災を起こさないためにも、入れ替えを検討し始めたら気軽にフジケンリフォーム岡崎店に相談してみてください。
ご家庭に合うレンジフードのご提案をさせていただきます。

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