リフォームのノウハウ
2023.11.15
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少し前までまだ暑いと感じていたのにもかかわらずあっという間に寒い季節となりました。
11月~4月の寒い時期に高齢者の入浴中の事故は多く発生しています。実はお風呂での事故は交通事故の4倍もの被害が出ていることをご存じでしょうか。
冬場の入浴中の事故には「温度差」が引き起こすヒートショックの影響が大きいといわれています。
いざというときのために症状や対処法を知っておきましょう。

○ヒートショックとは

ヒートショックとは温度差による急激な血圧変動が原因で心臓や血管に大きな負担がかかるため、身体に影響を与えてしまうのです。
例えば、冬場、お風呂に入るときに衣類を脱ぐとブルっとするのも温度差が体に負担を与えるヒートショックの症状です。
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○身近なヒートショック


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入浴中の死亡者数は年間19,000人程といわれています※1。この数には転倒等も含まれるため、ヒートショックで死亡している人数と同じではありませんが、気温が下がる冬場、入浴中の死亡者数が他の時期と比べて増加傾向にあることがわかっています。
「温度差」が引き起こすヒートショックの影響があると推測されます。

○入浴時におけるヒートショックの対策


ヒートショックの対策として一番有効なのは温度差を軽減することです。
入浴における温度差を軽減する方法として3つ簡単なものから紹介してきます。

対策1 浴槽の蓋、入口ドアを開けたまま湯張りをする。



お湯張り時に暖かい空気が充満し、温度差を軽減します。
注意点としては、湿気がこもりカビの発生や脱衣場での転倒のリスクや浴槽のお湯の温度が下がるなどが挙げられます。
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対策2 浴室暖房、脱衣室暖房の利用



脱衣室、浴室にそれぞれ暖房を設置し、入浴前に温めておく。
注意点としては設置する機器の用意が必要なこと、設置場所や電源の確保が必要であること。
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対策3 リフォーム時にヒートショック対策を考えた空間にする



お風呂のリフォームをする際に、脱衣場と浴室の暖かさを確保できる仕様を選び、快適な空間をつくる。
注意点としては、リフォームを依頼してから工事完了までに日数がかかるため早めに相談が必要なこと。
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いかがでしたでしょうか。
高齢者のお風呂事故で多いヒートショックの原因と対策を紹介させて頂きました。
対策方法と注意点をあげていきましたが、今のお風呂を10年以上使っている場合は対策3がおススメです。
壊れてから、不具合が発生してからでは、落ち着いて打ち合わせできず、希望通りの仕上がりにならないケースもあるので相談だけでも早めに動き始めることが重要です。




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