
シャワーヘッドは簡単に交換できること、ご存じでしょうか。
シャワータイムに重視するポイントは人それぞれ異なるかと思いますが
継続的に人気なのが節水効果の高いシャワーヘッドです。
以前ご紹介した美容系シャワーにも節水とうたわれているものがありますが
節水に特化したものはやはりそのぶん効果が見込めます。
しかし交換するだけで節約できるとなれば嬉しい限りですが、メリットの他にデメリットもあるもの。
今回はシャワーヘッドを買い替える際のメリット・デメリットを解説します。
【メリット】
節水効果の高いシャワーヘッドに買い替えるメリットは、
やはり水の節約につながるという点です。
従来のシャワーヘッドに比べ
散水口の形状を工夫したり、手元に止水ボタンなどの機能をつけることで
高い節水効果が期待できることから、水道料金を節約できます。
水道料金が劇的に変化するとは思えない方もいるでしょう。
しかし、シャワーは基本的にお湯を使います。
そのため、お湯を沸かすときのガス・電気・灯油などの料金も節約できるのです。
たとえば、LIXILの節水シャワーヘッド・スイッチ有エコフルシャワーであれば
従来のシャワー水栓と比べ約48%の節水・省エネ性能があり、
最大で年間約21,500円節約できるとの試算されています。
他にもメーカーによっては60%以上の節水機能をうたっているシャワーヘッドもあります。
1日だけでは大きな変化がないかもしれませんが、
年間を通してみればかなりお得になるといえます。
同居家族など、使う人が多いとさらに大きな効果を感じるのではないでしょうか。
【デメリット】
節水効果の高いシャワーヘッドは使う水の量が減るため、
水圧が弱くなったと感じてしまうことが考えられます。
もちろん一概にいえるものではありませんが、
強めのシャワーが好みという方はシャワーを浴びた気にならない…かもしれません。
また、シャワーから出てくるお湯の量が減り、水を細かく出すことで節水効果を高めているため、
通常のシャワーヘッドを使っているときに比べぬるく感じる可能性があります。

【まとめ】
節水効果の高いシャワーヘッドのメリットやデメリットについて紹介しました。
買い替えの初期費用はかかるものの、
長い目で見たときに水道代・光熱費の大きな節約につながるため、
節水シャワーヘッドはとても便利な商品だといえます。
デメリットでお伝えしたような部分も、技術開発によってカバーされつつあります。
メーカーや商品によって機能や特徴が異なるため、
よく調べたうえで自分に合ったものを購入するようにしましょう。
