リフォームのノウハウ
2022.12.07
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お子さんやペットの遊び場、雑草対策など様々な理由で
自宅の庭に人工芝を敷きたいという方は多いのではないでしょうか?
そんな時、皆さんは、自身でDIYしますか、業者に依頼しますか?
一言で人工芝と言っても様々な違いがあり、用途によって
適した商品があります。今回は知らないと損をしてしまうかもしれない
芝の選び方について紹介していきます。


目次

人工芝って?


check.1 裏地コーティング


check.2 縫い目


check.3 芝糸の形と長さ





人工芝って?


人工芝とは天然の芝を模した人工的に作った芝のような、
見た目、肌触りのものです。
天然の芝のように、細かなメンテナンスは不要ですし、
季節や周辺環境によって枯れたりすることもなく
長くキレイが続くことが特徴です。
しかし、人工芝を選ぶ際にcheckすべき場所を
知らない方も多いため、大きく分けて
3つcheckポイントを紹介しますので、是非ご確認ください。





check.1 裏地コーティング


 人工芝を選ぶとき多くの人は、
表面の芝の部分しか確認しません。
毛足が長いなとか、触り心地がいいなとか、
このようなことももちろん大事ですが、
人工芝を選ぶ点で一番重要なことは裏地の材料です。
裏地の材料により、芝の耐久年数が変わってきます。
この裏地材は芝を固定している材料であるため、ここが劣化すると
芝が抜けたり、シートが破れてしまったりと
せっかく人工芝を敷いても数年でダメになってしまいます。
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check.2 縫い目


 次に縫い目の間隔と数です。これに芝の密度が変わり、
踏み心地やつなぎ目のわかりにくさに影響します。
もちろん、縫い目の間隔が小さくて、数が多ければ
その分利用する芝の数も増えるので
金額としては高くなってきます。
しかし、より本物の芝ような仕上がりで、
なおかつ耐久性のある、比較的長く使えるものです。
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check.3 芝糸の形と長さ


人工芝の多くが2種類以上の芝糸で
できていることをご存じでしょうか。
“ストレート糸“と呼ばれる一番目につくまっすぐ伸びた芝糸と
”クリンプ糸“と呼ばれる枯草を模したような色目で
ストレート糸の根元付近に多く利用される縮れた芝糸です。
これらにはそれぞれ別の役割があり、形状によって
芝生の踏み心地や耐久性に変化が出てきます。

“ストレート糸“
断面形状:【V字型】や【U字型】や【平型】
形状による性能差:元の形を維持する性能が異なる

“クリンプ糸”
弾力性と密度により、ストレート糸の強度をサポートし
クッション性をアップする。

この2つを確認することも、芝選びで重要なポイントです。



いかがだったでしょうか。
ホームセンターでただ安いからと言って
確認せずに購入しようとしていませんでしたか?
施工業者が勧めるからと言って、
比較をせずに依頼をしようとしていませんでしたか?
予備知識があると、耐久年数や用途から適切な商品を選び
快適な人工芝ライフを送ることができます。
是非、人工芝を検討中の方は、確認してみてください。
よくわからないという方は、お気軽にお問合せください。
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