普段何気なく使っている給湯器ですが、
突然お湯が出なくなったり、操作リモコンが点滅して
操作できなくなったりしたことはありませんか。
今日はそんなもしもの時の対処法と
そのほかどんな不具合が出る可能性があるのかをご紹介していきます。
これを知っていればもしもの時に慌てず冷静に対応できます。
【エラーコード】
『エラーコード』、、、何のことかわかりますでしょうか。
給湯器の不具合が出たときに給湯器側から私たちへ
『こんな症状で、ここがおかしなことになっているよ』というメッセージです。
具体例としてノーリツの給湯器の
エラーコード一覧を一部抜粋したものがこちらになります。
このように表示される番号によって
現在どのような症状がどこで発生しているかがおおよそ判断できます。
もちろんこれを覚える必要はありませんが、
知っていれば緊急で業者を呼ぶ必要があるのか、
自身で解決できるものなのか判断することができ、素早い対応が可能です。
業者にもこのエラー表示を伝えることで
おおよそどのような状態になっているか伝えることができます。
不具合シミュレーション
では仮に『173』のエラーコードがでてリモコンがいる状態とします。この時まずあなたが行うことはWEBで
『給湯器 エラーコード 173 ノーリツ』と調べることです。
まずはどこでどのような症状が発生していて、すぐ直せるものなのか、
業者を呼ばないといけない状態なのかを判断する必要があります。
もし、ここですぐに業者を呼んできてもらうと自分で解決できることでも、
なにもその場でできなくても出張費や点検費などを取られる場合があります。
もったいないですよね。
次にあなたがすべきことは、状況の確認です。
エラーコードをWEB検索して
173→暖房用配管の不具合ということがわかりました。
このエラーが再現性のある何度も発生するエラーなのか
たまたま何かの影響で発生したものなのかを確認する必要があります。
今後業者に見てもらうにしても
不具合がその時発生していなければ
確認に来た業者も何も判断ができません。
何をするとこの症状が発生するのか特定する必要があります。
今回のケースですと下記のように一つずつ確認をしていきます。
①給湯器本体の電源プラグを抜き5~10秒程度たってから再び挿す。
②リモコンのエラーコードが消えていることを確認してから
キッチン、洗面、浴室シャワーから湯がしっかりと出るか確認する
③自動湯張りのボタンを押してしっかりと湯が出るか確認する
④浴室暖房のリモコンから『暖房』ボタンを押しエラーが出ないか確認する
⑤床暖房のリモコンから『入』ボタンを押しエラーが出ないか確認する
①~⑤を試してすべて問題なければ、様子を見ながらそのまま利用する。
④⑤で再びエラーコード173が発生した場合
しっかりと安心できる業者に④と⑤の検証結果を伝える。
①~③が問題なければ生活に支障は少ないと思うので焦らず
電話相談や出張費や点検費などが発生しない安心できる業者に依頼してください。
このように電源の抜き差しだけで回復することもあれば
自身ではどうしようもない状況になる場合もあります。
自身で対処できることなのに業者呼んで不要な費用を払うような
もったいないことにならないように注意しましょう。
不具合の前兆
今まではもしもの時の対処法についてお話ししていきましたが、そもそも、もしものことが起こる前に交換することが望ましいです。
また、給湯器はいきなり壊れるということは少なく
不具合が発生する前に前兆がある場合があります。
具体的に細かいお話は難しいですが、
下記の項目に当てはまるようであれば交換時期になってきていますので
不具合が発生して生活に支障が出る前に交換してください。
前兆
①異音がする
②異臭がする
③湯の温度が安定しない
④10年以上利用している
⑤リモコンも表示が欠ける、消える
いかがでしたでしょうか。
あなたのおうちの給湯器は何年使っていますか
もしエラー表示が出ても慌てず一度調べてください。
損しないために今どんな状況か把握したうえで業者に依頼をかけないと
おかしな業者につかまってしまします。
気を付けてください。
もし、調べてもよくわからない場合は
弊社フジケンハウジングにお問合せください。
電話での相談はもちろんメール、LINEでもお問合せ可能です。
相談や現地調査、見積のお渡しなど無料で行っていますのでお気軽にご連絡ください。